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さまざまな性格が必要


介護業界で働く人の中には、自分は暗い性格なの介護の仕事には向いていないのではないかという悩みを持つ人もいるようです。デイサービスで音楽活動などのグループワークを観察していると、その人がいるだけで場が活気づき明るくなるような人がいます。そして、そのような元気な活動を喜ぶお年寄りがいます。逆に、非常に静かで目立たないけれど、高齢者との一対一の会話では自然な暖かさを感じさせて何ともいえない思いやりの雰囲気で包み込む人もいて、そのようなゆったりとした時の流れを好むお年寄りもいます。生活支援では、高齢者の個別性を大切にします。しかし、それは「高齢者族」というような画一的な枠にはめられるものではなく、高齢者の数だけの人格があるからです。全く同じことが、介護する側にも言えます。介護者の数だけの性格があってよいのです。さまざまな性格の高齢者と、さまざまな性格の介護者がいるからこそバランスがとれ、そこに個別的な介護関係が生まれるのです。そのため、介護ではさまざまな性格の人材が必要なのです。
ただし、性格はどのようであれ笑顔が大事であることは共通です。やさしさや思いやりが満ちあふれた笑顔は、介護者である限りいつでもどこでも忘れてはいけません。デイサービスに通うお年寄りが朝一番に期待しているのは、いつもと変わることがない介護職の笑顔なのです。「介護では、いつも笑顔でエー顔で」ということを心がけるようにするとよいでしょう。